うりの旅日記

大阪生まれ東京育ちのワタシの旅のレポートです

2019年栃木旅行記 一日目

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去年、ふと思い立って鬼怒川温泉の某ホテルがえらく安いので行ってみたら、温泉はイマイチ(小さい)だったが食事に大変満足し、またアテにしてなかったゲームコーナーが実はマニアには有名なレトロゲー(インベーダーとかいうレベルじゃない、ビデオゲーム以前の超貴重なエレメカ)がしかもメンテナンスが行き届いていてプレイアブルで遊べる、とあってとても幸運でした ↓これがそのまとめ

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鬼怒川某温泉ホテルのゲーム機


しかも、都内からの直通送迎バスが無料で、なんと足代もほぼタダ!そのかわり往復利用したので観光らしい観光はほとんどできなかった(ホテル近辺とせいぜい途中立ち寄るSAくらい)。

で、今年も行ければ行きたいと思ってたけど、去年とスケジュールが大幅に違い、仕事納めが12月半ば これがなかなかにキツく、でもこれさえ終われば年内はわりと余裕(やることはあるのだが)なので、仕事のモチベーションにもなろうと仕事明けの土日に予約を入れたのでした。前のとこと同じグループ同じ場所だけど、ちょっとだけグレードが高い宿。広い温泉と同レベルの食事を期待して。 ゲームに関してはもうアレ以上は絶対望めないだろうし高望みもせず。

そんで、前回は送迎バスを使ったけど、今回は片道だけにして帰りはあちこち見て回ろうとか思ってたら選択肢ナシ、すでにバスは予約いっぱいで乗れない。じゃ、電車で行くかと決める。そもそも土地勘がまったくないし栃木方面で知ってる地名といえば宇都宮、日光くらい なのでじゃあフリーきっぷとかヘタに買うと縛られそうだからPASMOで適当に乗って適当に降りる旅でいいかと。

出発は新宿からにしました。湘南新宿ラインで宇都宮直通 時間はタップリかかるけど、正直あっち方面の有料列車は、時間比べたら在来線とたいして変わらんのよね。じゃあコスパ悪いな、ということで在来線の旅にしたのですが…湘南新宿ラインは当然新宿は始発ではないけど、新宿で座れてホッとはしたものの、寒いのでみんな着ぶくれで狭くてキツい そうか、有料列車は速く着くだけじゃないわなそういやこの電車にもグリーン席あったな…と軽く後悔入るけど、大宮を超えたあたりからもう席が空き初め、ほどなくラクチンになり「やっぱ在来線でよかったわ 勝利!」となりました

新宿から宇都宮まで1時間50分。リニアなら上海まで行ってそうな時間だが、ドラクエウォークやりつつのんびり行く。これがやまびこに乗ったとしても、新宿からだと東京か大宮からしか乗れないしその移動時間も含め1時間40分だそう。3000円追加して10分しか変わらないんじゃナシでしょ?他の特急も概ねそんな感じ、東武線は栃木方面は浅草が始発駅だけど、東京西部のウチからだとまず浅草が遠いしね 浅草の近くに住んでたら最初から東武で行く選択肢もあったかもですね 心情的には千円追加で半分くらいになるなら…ってとこですかなー まあそういうのに乗ると乗り換えが一切ないというのもあるっちゃあるんですけどね

 

お昼前、宇都宮到着。駅おりてすぐドラクエのご当地クエストのモニュメントがヒットする。餃子の像。そう、宇都宮といえば餃子。夜のバイキングを楽しみに来た旅だからあんまり腹膨らましたくはないが、午前中に軽く餃子くらいならよかろうとわりと有名なお店で焼き餃子、水餃子を注文しビールを一杯飲む 時間によっては相当混む店らしく、まだ席開いてるけどカウンター席に強制着席させられ、食ってみたが…うん、普通!てか「ぎょうざの満州」のほうが美味くないかい?すっごい普通…まあ、値段も安かったしそんなもんといえばそんなもんなのだが…金額ではなく僕様の胃袋のキャパをこの程度で埋めてしまったやりきれなさ。ただ、「宇都宮で餃子を食べる」というミッションは達成された。

宇都宮に来たのは餃子と、あとオリオン通りというでかい商店街があるらしく、アーケード商店街大好きっ子のワタシとしては歩いてみたいということで。歩いてると、餃子の店やっぱすごい多いけど、それ以外にも「あー、夜がなければあちこち食い歩きてぇ」っていう感じの店もチラホラ。まあ商店街あるあるですね。
オリオン通りまで宇都宮駅からはわりと距離あって、全部抜けきったらその先が東武宇都宮駅。おいおい、同じ駅名にしては離れ過ぎだろう…都心部じゃなきゃそんなもんなんだろうか。でも、そろそろ移動時間だし日光も東武で行けるはずだからちょうどよかったわ…と検索すると、なんでも宇都宮-日光間ってのはJRだと直線、東武線だと回り道でむしろ遠いらしい なんだよーじゃあJR戻んなきゃってんでバスに乗り込む 初めて乗るバスにはいつも緊張する、運賃の支払い方 この時は精算券を取ったはいいが降りる時大丈夫か?と思いポケットをさぐると小銭がちょうどあったので助かりました

で、宇都宮から日光線乗るためJR改札を通ると…ホームが人っ子1人いない こんなことある?と思い電車の発車時刻を確認するとなんと電車は1時間一本!たった今出たばっかり!だったら改札通るんじゃなかったなー、せめて宇都宮見物できたのに ちなみにワタシは観光地じゃなくとも、初めて行った場所ならどんなとこでも結構楽しめるので、そのへんウロウロするだけでもいいのです しょうがないので待合室でドラクエやりながら時間をつぶす まあ、若い時だと1時間待ちなんて気が狂いそうだったが、今はスマホもあるしあっという間ですね しかも長いホームを歩いてモンスター探してたら全然余裕 改札内でも十分歩けるので で、時間になったので日光線で向かう 移動時間が44分、予想外のタイムロスで日光着がもう3時すぎ 今回、ホテルがショートステイプランつってチェックインが遅く、チェックアウトが早いプラン(そのかわり安い)。元々今回は観光もするから都合いいやと思ってたんだけど、遅れると今回目玉のバイキングを楽しめないと最悪なのでチェックイン時間は守りたいが、それが6時 日光大丈夫か?日光から鬼怒川温泉までの移動時間はだいたい1時間。駅からホテルまでは5分と公式にはあったがアテにはならない、ある程度余裕見るとしても鬼怒川温泉駅に5時半には着いておきたい 都内のように分単位で電車が出てるのであれば、もっとアナログに刻んで調整できるのだが、ここは一本逃したらどうなるかこっちもわからない。確実に行かないと。4時半には電車乗りたい…1時間半ほどしかないぞ

で、あれば別にムリしないで、別に東照宮に興味もさほどないし駅近辺を散策すればいいのではと思うところだが、東照宮、陽明門がドラクエウォークのご当地になってるのだ!ドラクエウォークには48都道府県全てに各4つのご当地ポイントがあり、東京なら東京タワー、渋谷109、浅草寺雷門、高尾山山頂とまあまあ行けるとこ(ワタシにとっては高尾山山頂より渋谷のほうが近寄りがたいが)で、とりあえずまだ浅草寺しか行ってないけど行こうと思えばすぐ行ける。大阪では忙しくて通天閣しか取れなかったけど。

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神橋

だもんで、東照宮には行かなければならない。グーグルによると日光の駅から東照宮まで40分ほど。当然移動はずーーーーーっと上り坂!ここを競歩ペースで行く 日光についてから寒さがすごく、息も白い 途中参道にうまそうな団子屋とかソフトクリームとかあったけど我慢!山門入って中で軽く迷子になりまたタイムロス。そうこうしてるうちに東照宮着 知らなかったけど、東照宮は高台にあって、お金払わないとその高台には入れない(正直興味ないワイには高い) でもドラクエのやつは入らなくても近くに入ればOKのはず、と思って接近する(ゲーム画面にはもう表示されてる)と…あれ?一定距離から動かない「GPSを探しています」と表示される ぐるりと裏に回ったら、明後日の方向にバビューンとすっとんでしまい当然ポイントにタッチできない。いろいろ試したけどこれもうムリ ここまで来て帰れないや、と腹くくって有料のやつ買うかと思った瞬間窓口が閉まる!閉店時間!!ギャーーーーー!日光にただ見物に来ただけ(まあ普通はそうなんだが)!

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ここまで来て触れない!!


もうちょっとGPSの機嫌が治る場所をアタックできるか探すか、と思いきやこの時点でもうやばい 帰り道は下り坂とはいえあの距離を徒歩で帰るのも計算するともうリミットギリギリでは…と思い、泣く泣くあきらめる 東照宮にほど近い場所にバス停があり、ちょうど日光駅行きのバスがスタンバイ、乗ると同時に発車 ドラクエは残念だがバスは良かった…さすがにさっき来た道をそのまま戻るルートとはいえあっという間に到着、今度は東武日光から ここからは当分東武の旅。鬼怒川温泉着は5時半、もう真っ暗 去年も思ったが季節のせいか寂れてるのか、夜はもうほんと真っ暗闇なのよね 駅はイルミとかしてるけど駅から少し歩くともうすっごい寂しい だからここで30分時間潰すのって結構辛い、寒いし 10分ほど歩いてるとパチンコ屋さんがあったが、パチンコ20分やるのもな…って感じでスルーし、結局なんにもない真っ暗な道をウロウロしてホテルを探すが、どこが駅から5分なんだか結構遠いぞ おかげで時間をムダにせずにすんだ(移動時間がそもそも長い)ので逆にこっちとしてはムダがなく納まった感じになった 

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鬼怒川温泉駅

6時ジャスト、ホテルにチェックインし部屋に 部屋は和室と洋室の半々のヘンな部屋 ツインルームだから埋まらなかったんだろうな、ワイはこういう安いプランが多いのでこういう部屋も多い でもまあ部屋が広いとかベッド2つあるつってもこれといってありがたみはないのだが ただ安いのはヨシ だいたいこのへんのホテルは鬼怒川に張り付くように立ってるのでどこの部屋からも鬼怒川が見えるが、もう真っ暗で窓から何も見えずただの闇 ウェルカムまんじゅうとウェルカムお茶で一服。おいおい腹減らしてたんじゃねーのか、と思われそうですが、今から風呂なので水分と糖分をちょこっと入れただけです(まんじゅうつってもちっちゃいし)

ここは去年と同じ、5時45分と7時45分の二部制のバイキング 当然早い方はムリ(途中から行ってもいいがバイキングなんてスタートダッシュが命)なので、遅い方を選び、それまでの時間温泉入ればちょうどいい!またこのダンドリのよさ。温泉は去年のとこと似たようがもんだけど広さが全然違うので良かった こんなトコで泉質とかは二の次、知らないおじさんと肌突き合わすような状態になりたくないだけ そういう意味では時間も比較的すいててよかったですね まあ露天も風景なんも見えない真っ暗闇ではあったけどお湯は歩き疲れた体に心地よかった

風呂場を出てすぐのとこにゲームコーナーがあったので確認 ここのはもう正直見るべきものはない、ごく普通のゲームコーナー ビデオゲームタイムクライシス3とか電車でGOとかがあったかな

そしてお待ちかねの食事 ここはアルコールの飲み放題もセットに含まれてるのがうれしい もう一日の疲れを埋めるかのように食う といっても炭水化物は控えめね お酒もたらふく飲みました カニも食べ放題なんだけど、あの細い足の先っぽだけ食べ放題でもカラを割る作業ばっかりになりそうなのでパス 寿司もシャリの分きついのでパス お刺身と肉、野菜を中心にいろいろ食って飲んだ 部屋でしばらくネット等してたがWifiが遅くて全然使い物にならない タブレットPCを持ってきてたが、重いばっかで超後悔した ここで絵を描くわけでもないし… 自販機コーナーでストゼロを買い増しして飲んでこの日はおやすみなさい。